ロール紙の種類によってJIS規格が無いのは何故ですか?

【回答】
※JIS規格でない少し大きめのロール紙(光沢紙マット紙耐水紙、)など
主な用途ではポスターなど各種、掲示物作成に使われる事が多く、
例えば
JIS規格サイズの縁なしポスター作成の際、
プリンターの
機種によっては縁なし印刷に対応してない機種もございます。

縁無しに対応してない機種の場合、通常JIS規格用紙では、
どうしても余白が出来てしまいJISサイズピッタリでの縁無し
印刷は出来ません。

そのような時、通常のJIS規格に余白を設けたノビサイズ
(種類により36.5㎜~8㎜の余白を設けたサイズ)の
用紙を使用しプリンターの設定を余白のある
用紙サイズ(例:A1ノビ等)に設定する事によって
印刷を行い印刷後に余白の部分をハサミ等で切り取ると
縁無しのポスターなどを作ることが可能となる訳です。

※機種により「A1プラス」と表記されている機種もあります。
例A1ノビサイズの設定例↓↓

※大判プリンターの場合、大抵はJIS規格より
大き目のサイズまでの用紙が対応しています。

※in(インチ)とは主にアメリカ・イギリスなどの英語圏で使われている
長さの単位です。

JIS規格よりやや大きめのノビサイズ(610㎜幅や914㎜幅・329㎜幅)が
中心となっているロール紙の種類は、この様な使われ方の
為に、通常よりも余白がある少し大きめのサイズとなっています。

縁無し印刷機能が無い機種で、JIS規格の例えばA1サイズの
ポスターを作る際、用紙幅を上記の写真の様なサイズに設定し、
A1丁度の幅の部分に「トンボ印刷」(切り取り線印刷)を印刷し
出力後、切り取り線で用紙をカットする事により規格サイズでの
縁なしが可能となります。
※出力後、余白部分をハサミかカッターで切り取る必要がございます。

※トンボ印刷(切り取り線印刷)設定例
↓↓


※トンボ印刷とは下記の様な区切り線の事です。
↓↓

※JIS規格は下記のサイズとなっています。
JIS企画は日本工業規格に定義付けされております。↓↓

詳しくはこちらをご覧下さい

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