インクジェットとは何ですか?

【回答】
インクジェットプリンターの(インクジェット)とは
インクをノズルから噴出して紙に細かな点(ドット)を打ちだす仕組みのことです。

プリンターヘッド(ノズル)よりインクの点(ドット)を細かく打ち出しを重ねて
印刷する仕組みで、紙に打ち出したインクの点を並べ、複数の色を混ぜながら
カラーの画像として作ることも出来ます。

インクを打ち出す仕組みも大まかに2通りありエプソン、ブラザー工業などが
採用している(ピエゾ式)とキャノン、ヒューレットパッカード(hp)が採用している
(バブルジェット)又は(サーマルジェット)方式があります。

エプソン、ブラザー工業などが採用している(ピエゾ式)は電圧をかけると
力に変換する受動素子(ピエゾ素子)でインクを押し出す方式。

もう一方のキャノン、ヒューレットパッカード(hp)が採用している
(バブルジェット)又は(サーマルジェット)方式は熱によりインクを
沸騰させ気泡を作ってその圧力でインクを吹き出す方式です。

これらのインクジェットプリンターのヘッドのノズルは通常何十個から
何百個と付いており、この部品のことを(印字ヘッド)又は(プリンタヘッド)
とも言い、プリンターには“Y”(イエロー)“M”(マゼンタ)“C”(シアン)
“BK”又は“K”(ブラック)の色のヘッドがあり、ドット、すなわち点の色を
紙に打ち分ける事でフルカラーの印刷を行っています。

また、最近ではより高画質を追求しインクの点(ドット)の大きさを変えて
印刷するより高画質なプリンターも実現したり、インクの種類も昔は基本色の
4色が主流でしたが最近のプリンターではより高画質を追求し4つの基本色
以外に基本色より薄いインクを採用していたりなど性能が格段に上がっています。

※良好な印字結果を得る為にはインクを受け止める側の“紙”にも
質の
良し悪しが重要視される理由はこのためです。

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