【回答】
もっともシンプルな紙ですが、意外と「わかりにくい用紙」でもあります。
「普通」と聞くと「ただの紙」と思われがちですが、実はただの紙ではありません。
普通の紙と同様に繊維で出来ていますが、インクジェット用普通紙は
構造としては紙の繊維がインクを吸って定着、発色する構造です。
※インクジェット用普通紙の構造↓↓
インクジェット用の場合、普通紙と言えど各種プリンターでも使える様に
インクが吸収され易い様、表面加工され作られています。
しかし、ただ価格だけの安価な普通紙は紙の繊維の荒い粗悪な物も多く、
インクジェット用紙としての加工も施されていない物がほとんどで、
その様な用紙を使用した場合、線画などを出力時に細かい線が滲んだりし
くっきり印刷する事が出来ません。
※表面加工されていない粗悪な用紙の例
※一見、水をはじいているので良さそうに思えますが、
水をはじく =プリンターが出力したインクを吸収しないと言う事。
つまり用紙表面で浮いた状態になりインクがにじむ原因となります。
当社のインクジェット用普通紙は全て用紙の表面をインクが滲まないような
薬品処理で施していますので厚くないのに色も乗りやすく、優れた筆記性で
インクもにじまずシャープな線が描くことができます。
※当社のインクジェット用紙
※用紙の表面にインクジェット加工を DesignJet800 による出力サンプル
施している為、すばやくインクを吸収する事が出来、
速乾性でにじみません。
また、ロールは紙自身の色も「鮮やかな白」(白色度95%)で
各メーカーのプリンター・プロッター及び染料インク・顔料インクともに対応!
綺麗に発色し解像度の高い仕上がりでの出力が可能です。