コート紙とはどの様な用紙ですか?

【回答】
コート紙とは用紙の販売元によってそれぞれ呼び名や名称、
意味も違うこともありコート紙と言いましても光沢がある用紙の事を指していたり
艶消しの用紙の事を指していたりとやや曖昧な点がございまが、
コート紙は基本的に加工を施した塗工紙(とこうし)の事です。

コート紙(塗工紙)は炭酸カルシウムやクレー (カオリナイト) と合成樹脂などの
塗被料を混合したものを,カット紙やロール紙の表面に塗工した
ロール紙・用紙の事を一般的に言います。

主にマット系コート紙(艶消し)とグロス系(光沢)のコート紙が有り
一般的に上質紙をベースにマット系の塗料を塗布した用紙のことを
マットコート紙を言います。

マット系とは光沢を抑えた反射率の低い塗工紙の事です。

反対に光沢があるコート紙をグロス系と言い
グロス系の塗工紙は光沢がある光沢紙の事を主に言います。

※コート紙(塗工紙)の構造↓↓

コート紙はは上質紙ベースの紙繊維とコート層の両方でインクを
吸収できるので、細かいインクジェットのドットサイズもコントロールできる為、
発色も良く、細い線もきれいに出力する事が可能です。

コート紙(塗工紙)は一般的な普通紙より多少厚手に感じる
品の良い用紙でマット系のコート紙は光沢が抑えられている為、上品に感じ
印刷物を長時間見ていても目が疲れづらいという特徴があります。

用途としてポスター・カレンダー・カタログなどの使用に適しています。

また、光沢のある塗工紙では艶があるため写真画像の印刷に
大変適していてす。


マット系のインクジェット用コート紙はこちら

光沢ロール紙
光沢がある光沢紙はこちら

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